コラム
審美歯科に関するお役立ちコラム
「歯が抜けてしまって、どうすればいいか分からない……」このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか? 歯が抜けてしまった場合は、やってはいけないことと、必ずやっておきたい応急処置がありますが、焦ると忘れてしまうこともあります。 そこで本記事では、歯が抜けてそのままにしておくことのリスクや応急処置、治療方法などを解説します。 急に歯が抜けてしまって困っている方は、ぜひご覧ください。
目次
「歯が抜けてしまっても、見えない部分だからいいかな……。」と、そのままにしてしまう方も一定数いらっしゃいます。 しかし、歯が抜けたままの状態だと、噛み合わせが悪くなったり、身体にも影響が出たりするため、そのままにせずに必ず歯医者を受診しましょう。 ここでは、そのままにしておくと、どのようなリスクがあるのかを解説します。
歯が抜けてしまったら、すぐに応急処置をする必要があります。ここでは、歯が抜けてから歯医者を受診するまでの間に、どのような処置が必要なのかを解説します。
清潔なガーゼやティッシュなどを噛んで止血をします。大体10〜15分ほど経つと出血が止まります。 それでもなかなか止血しない場合は、タオルで包んだ保冷剤や冷たいタオルを頬に当てて、しばらく冷やすといいでしょう。
軽くうがいをして口内を清潔にします。 ただし、うがいをしすぎてしまうと出血が止まらなくなってしまうため、すすぐ程度にしておきましょう。
ここでは、歯が抜けた後の治療方法について解説します。 大きく分けて、下記の3つの治療があります。
それぞれの治療方法の特徴やメリット・デメリットを解説します。
インプラントとは、あごの骨に人工歯根を埋め込む治療のことをいいます。 虫歯や事故などで歯を失った方でも治療が可能です。 本物の歯のような見た目で審美性が高いことや、義歯をしっかりと固定できるので、本来の歯のように思いきり噛めるのも特徴の一つです。
ブリッジとは、両隣の歯にクラウンを被せて、連結した人工歯を装着する治療のことをいいます。 歯と歯を橋渡しするような治療のため、ブリッジと呼ばれています。 ブリッジ治療をするには、土台となる歯が必要なので、連続して歯がない状態だと対応できません。その場合は違う方法を探す必要があります。
部分入れ歯とは、残っている歯に金属のバネを掛けて、入れ歯を安定させる方法です。 インプラントやブリッジに抵抗がある方や、短期間で治療をしたい方におすすめの治療方法です。
ここからは、歯が抜けてしまった後にやってはいけないことを解説します。 患部を傷つけたり触ったりしてしまうと、細菌感染してしまう場合がありますので、どのようなことに気を付けるべきかを見ていきましょう。
このように、歯が抜けた直後には気を付けるべきことが多くあります。止血をしたらすぐに歯医者を受診して、適切な処置をしてもらいましょう。
ここでは、歯が抜けた時のよくある質問にお答えします。 インプラントやブリッジ、部分入れ歯にした場合の寿命やお手入れ方法が気になる方もいるのではないでしょうか。 施術を受ける前に、疑問点や不安なことがある方は、ぜひご覧ください。
歯が抜けたままにしていると、認知症のリスクが高まることも考えられます。 なぜなら、歯がないと柔らかいものを食べることになるため、脳への刺激が少なくなり、認知症に繋がってしまうからです。 歯が抜けてしまったらすぐに歯の治療を開始して、しっかりと咀嚼できるようにしましょう。
上記で、歯が抜けた後の治療方法を解説しましたが、それぞれの寿命はどのくらいあるのかをまとめました。
このようにそれぞれの治療方法ごとに寿命が異なります。 寿命はあくまで目安なので、それより前に虫歯になったり割れたりしたら、治療をし直さなくてはなりません。 日頃のセルフケアや定期的なメンテナンスに行くなどして、できるだけ歯が長く持つように心がけましょう。
まずは自分の歯と同じように磨きます。特に、歯肉との境目を念入りに磨きましょう。 さらに歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間の汚れもしっかり落とします。インプラントの根元の部分や義歯を支える細かい部分は、タフトブラシを使うとより良いでしょう。 治療終了後は約半年~1年間隔で定期健診やクリーニングなどのメンテナンスを行うようにしましょう。
正しいお手入れをしていないと、ブリッジの歯が虫歯になったり、歯茎が腫れたりなどのトラブルが起こることがあります。 ブリッジの歯と歯の隙間が大きく開いていると、食べカスが詰まりやすくなるため、フロスや歯間ブラシを使って取り除きましょう。 もし、頻繁に食べ物が詰まってしまう方は、形が合っていない場合があるので、医師に相談しましょう。 また、朝起きたときにあごの疲れを感じる方や、家族や知人に歯ぎしりを指摘されたことがある方は、ナイトガードを使うのがおすすめです。 歯ぎしりや食いしばりが強いと、ブリッジが割れてしまう恐れがありますので、ナイトガードについて医師と相談しておくといいでしょう。
部分入れ歯のお手入れは、食後と就寝前の2パターンがあります。
食後と就寝前には、それぞれこのような手順でお手入れをします。入れ歯のお手入れが終わったら、自分の歯も必ず磨きましょう。
本記事では、歯が抜けてしまった時の応急処置や治療方法について解説しました。 歯が抜けてしまっても慌てずに正しい処置をして、歯医者を受診しましょう。 インプラントやブリッジ、部分入れ歯などの治療方法があるので、ご自身に合った方法を医師と相談しながら決めましょう。
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このページは歯科医師免許を取得した品川デンタルケアクリニックの歯科医師が監修をおこなっております。品川デンタルケアクリニックには日本口腔インプラント学会所属の村井医師をはじめ歯科医師歴20年以上、口腔外科経験のある医師が在籍しております。
品川院 院長
村井 東俊 医師
品川院
久道 聡 医師
梅田院 院長
松岡 千恵子 医師