コラム
審美歯科に関するお役立ちコラム
「Eラインをきれいにしたいけど、矯正しか方法はないの?」、「出っ歯で悩んでいるけど歯科医院で治せるのだろうか」 このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。 本記事では、Eラインの特徴やEラインの原因と対処法、よくある質問を解説します。横顔美人になりたい方は、ぜひご覧ください。
Eラインとは、横顔の美しさを評価する際に用いられる基準であり、鼻先と唇と顎先の3点を繋いだラインのことを指します。 Eラインは、エステティックラインとも呼ばれ、美容や歯科の分野で、理想的な横顔を測るための指標となっています。 このEラインがきれいに真っ直ぐになっている状態か、唇が少し内側に入っている状態だと、顔全体のバランスがよく、横顔が美しいと言われるでしょう。
自身のEラインの状態を知って、どのように改善できるかを知ることが重要です。美しい横顔を目指すために、Eラインのセルフチェックを行いましょう。 ここでは、Eラインのセルフチェックのやり方を解説します。
このセルフチェックを行うことで、自分の横顔のバランスを把握することが可能です。 定規に唇が少し触れるか、触れていないようであれば、きれいなEラインができていることになります。 もし唇が大きく前に出ている、または全く触れていない場合は、Eラインが崩れている可能性があるため、必要に応じて歯科医院や美容外科クリニックに相談するとよいでしょう。
Eラインが崩れる原因の一つとして、口元が前に出ている状態が挙げられます。 Eラインが崩れる原因は、このようなものが考えられます。
以下で詳しく解説します。
出っ歯や受け口、上下の歯が前に出ている「口ゴボ」といった状況などが挙げられます。 これによって横顔のバランスが崩れ、Eラインが整わなくなります。 口元が前に出ている状態を改善するには、ワイヤー矯正やセラミックなどの歯科医院での治療がおすすめです。 特に矯正治療は、歯並びを整えて顔全体のバランスを調整することで、自然なEラインにすることが可能です。
下顎が小さく、奥に引っ込んでいると、鼻先から伸ばした直線が唇で止まってしまい、横顔のバランスが崩れてしまいます。 この状態は、口元が出ているのではなく顎が下がっているか、もしくは顎が小さいのが特徴です。 対処法としては、顎にヒアルロン酸やプロテーゼを入れて、Eラインを整える方法があります。また、矯正治療をすることで、噛み合わせが改善されて、顎の後退を抑えることも可能です。
Eラインが崩れる原因として、鼻が低いことも挙げられます。 たとえ唇や顎のラインが整っていても、鼻が低いと、顔の凹凸が少なくなり、きれいなEラインができないからです。唇と顎はきれいでも、鼻が低いためEラインが崩れてしまうのです。 対処法としては、ヒアルロン酸注入や糸リフト、プロテーゼなどの美容医療を活用した方法があります。鼻を高くして、顔全体のバランスを整えることで、理想的なEラインにすることが可能です。 ただし、鼻の治療は、過度にやりすぎると不自然になりがちなので、全体のバランスを考慮しながら医師と相談するとよいでしょう。
特に口元が前に出ている方におすすめしたい治療方法は、歯列矯正です。 歯列矯正には、マウスピースやワイヤーを使って矯正する方法と、セラミックでできた人工歯冠を被せて矯正する方法があります。 それぞれの特徴を見ていきましょう。
歯列矯正で前に出ている歯の位置を整え、Eラインをきれいにすることが可能です。 歯が前に出ている場合は、横顔のバランスが崩れがちです。歯列矯正をして歯を適切な位置に移動させることで、唇がEラインに沿うようになるため、顔全体のバランスが改善されます。 また、顔の左右が非対称な方も、歯列矯正をすることでバランスが取れた顔になります。結果的にEラインを引き立てるでしょう。 Eラインの解消だけでなく、噛み合わせや発音の向上にも繋がるので、口腔環境を整える意味でも歯列矯正はおすすめです。
セラミックの人工歯でもEラインを改善できます。 ご自身の歯を削ることで、歯の位置や角度を調整できるため、よりバランスの取れた口元になります。また、審美性の高いセラミックの歯を被せることで歯の色や形まで調整することが可能です。 長期的な効果が期待でき、自然な見た目に仕上がるため、歯並びやEラインに悩んでいる方は、歯科医師に相談してみるとよいでしょう。
ここでは、Eラインに関するよくある質問にお答えします。 Eラインはなどが気になる方も多いのではないでしょうか。 施術を受ける前に、疑問点や不安なことがある方は、ぜひご覧ください。
はい。加齢とともに骨が痩せたり、頬のラインが変化したりして、Eラインが変化する場合があります。 若い頃には理想的だったEラインが崩れてしまうことがあります。また、歯の位置や歯茎の状態も変化していくため、口元のバランスが変わることもあります。 このような口元の変化を予防するには、日常的に顔周りのストレッチをしたり、適切な治療を受けたりすることが大切です。
歯列矯正の費用は、治療の範囲や装置の種類によって異なります。 一般的には、数十万〜百万円以上かかるといわれています。例えば、ワイヤー矯正やマウスピース矯正、部分矯正など、治療方法によって価格は異なります。 具体的な費用は歯科医院にお問い合わせください。 ※当院では、歯列矯正は行っておりません。
セラミック治療の費用は、一般的に1本で10万円前後ほどかかります。 前歯6本で、素材が全てセラミックのオールセラミック人工歯冠を選んだ場合は、60万円前後〜 セラミックとプラスチックを混ぜ合わせて作られたハイブリットセラミックの場合は、20万円前後〜 となっています。 また、ハイブリットセラミックはオールセラミックに比べ審美性と耐久性が低く、経年劣化による変色が起こる場合もあります。
プチ整形でEラインを改善する方法は、メスを入れないプチ整形だと、ヒアルロン酸注入やボトックス®注射、糸リフト、脂肪溶解注射などが挙げられます。 特に、ヒアルロン酸注入は比較的手軽に行える施術で、即効性が期待できるため人気が高い傾向にあります。 ただし、プチ整形は、鼻や顎にボリュームを出すには有効ですが、口元が前に出ている場合は効果を感じられません。歯列矯正やセラミック矯正などの歯の治療を検討するのをおすすめします。
本記事では、Eラインの特徴や原因、どのような治療方法があるのかを解説しました。 Eラインを改善するためには、プチ整形や歯列矯正、インプラントなどのさまざま治療方法があります。 自身の横顔をよく確認して、どの部位に治療が必要なのかを理解してからクリニックを探すとよいでしょう。
診療時間は10時~19時まで診療しています。
通学や通勤のお帰りにも立ち寄っていただけます。※月1回不定休有
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このページは歯科医師免許を取得した品川デンタルケアクリニックの歯科医師が監修をおこなっております。品川デンタルケアクリニックには日本口腔インプラント学会所属の村井医師をはじめ歯科医師歴20年以上、口腔外科経験のある医師が在籍しております。
品川院 院長
村井 東俊 医師
品川院
久道 聡 医師
梅田院 院長
松岡 千恵子 医師